471 近況報告

新たな志が、街の安全を創る:新卒社員の入社を迎えて

春の息吹とともに、今年も我が警備事業部に新たな仲間が加わりました。

リクルートスーツに身を包み、少し緊張した面持ちで辞令を受け取る新卒社員たちの姿を見ると、私自身の背筋も自然と伸びる思いです。

新卒の皆さんにまず伝えたのは、「警備は『何事もないこと』が最高の成果である」という、この仕事の奥深さです。

プロ野球の試合が何事もなく終わる、工事現場の横をベビーカーが安全に通り過ぎる、夜のオフィスビルが静寂を守り続ける。

これらの「当たり前」は、決して偶然ではありません。隊員一人ひとりの鋭い観察眼と、適切な判断、そして規律ある行動の積み重ねによって築かれるものです。

もちろん、最初から完璧にできる人はいません。現場に出れば、厳しい天候や予期せぬトラブル、時には厳しいお叱りを受けることもあるでしょう。

しかし、その一つひとつが「プロの警備士」としての糧になります。

当社では、新入社員に対して徹底した研修プログラムを用意していますが、それ以上に大切にしているのが「現場での対話」です。

ベテランの先輩が、なぜそこに立つのか、なぜそのタイミングで声をかけるのか。その「背中」から学べる技術と哲学を、余すことなく吸収してほしいと願っています。

若い力は、組織に新しい風を吹き込みます。彼らの柔軟な発想や疑問は、私たちが慣習化して見落としていた改善点に気づかせてくれる貴重なリソースです。

新卒社員の皆さん、君たちの挑戦を全力でバックアップします。

今日から君たちは、この街の「安心」という目に見えない価値を形にするプロフェッショナルの一員です。共に、未来の安全を創っていきましょう。


 経営陣と共に行く「安全巡視」:現場に宿る本質を見極める

先日、当社の社長および役員陣を伴い、大規模再開発エリアの警備現場にて「経営陣合同安全巡視」を実施しました。

事業部長としてこの巡視をアテンドする際、私が最も重視しているのは、書類上の報告書では伝わらない「現場の熱量とリスクの解像度」を経営層に直接肌で感じてもらうことです。

巡視中、社長がまず足を止めたのは、資材搬入車両の誘導ポイントでした。そこは死角が多く、誘導員と運転手の阿吽の呼吸が求められる難所です。

「この位置での立ち位置は、運転手の視界を確保できているか?」「交代時の引き継ぎで最も注意していることは何か?」 役員からの直接の問いかけに対し、

現場の班長が自身の言葉で、リスク管理の徹底ぶりを説明しました。

 

経営陣が現場に足を運ぶ意義は、単なる「点検」に留まりません。

  1. リソースの適正配分の確認: 現場が過酷な環境に置かれていないか、装備品は最新の安全基準を満たしているか、経営判断が必要な設備投資はないかを直接確認します。

  2. 士気の向上: 経営陣が自分たちの仕事ぶりを直接見ているという事実は、現場隊員にとって大きなモチベーションとなります。

  3. 安全文化の共有: 「安全は何よりも優先される」というトップのメッセージを、現場で共に汗をかきながら伝えることで、組織全体に安全文化を浸透させます。

今回の巡視では、熱中症対策のための休憩スペースの改善や、夜間の視認性を高めるための高輝度反射ベストの新調など、

現場の声を受けた具体的な改善策が即座に決定しました。これこそが、スピード感のある経営と現場の直結が生む成果です。

部長である私の役割は、経営陣と現場の「翻訳者」であることです。現場の苦労を数字だけでなくストーリーとして経営に伝え、

同時に経営のビジョンを現場の具体的な行動指針へと落とし込む。 「安全」は決してコストではなく、企業価値そのものである。

この認識を改めて組織全体で共有できた、極めて有意義な巡視となりました。


信頼を更新し続ける:現任教育という名の「プロ意識の再確認」

警備業法に基づき、すべての警備員に対して義務付けられている「現任教育」。これを「単なる形式的な講習」と捉えるか、

それとも「プロとしての牙を研ぐ機会」と捉えるかで、会社としての品質は決定的に分かれます。 今期も、全隊員を対象とした現任教育を完遂しました。

今回の教育プログラムにおいて、私が特に重点を置いたのは「基本動作の再徹底」と「最新事案のケーススタディ」です。

「慣れ」は最大の敵である。 長く現場を経験しているベテランほど、動作が自己流になりがちです。

しかし、規律の乱れは注意力の散漫に繋がり、それが重大な事故を引き起こすトリガーとなります。

警備礼式、護身用具の取り扱い、無線機の適切な使用方法。これらを徹底的に反復練習することで、

体に染み付いた「プロの型」を取り戻します。凛とした立ち姿一つで、周囲に与える安心感や抑止力は劇的に変わるのです。

また、近年の社会情勢の変化に伴う新たなリスクへの対応も欠かせません。

  • 不審者・不審物への対応訓練: 最新のテロ手法や、SNSでの拡散を意識した二次被害防止策。

  • 救急救命: AEDの使用方法だけでなく、現場でのトリアージ判断のシミュレーション。

  • コンプライアンスと人権: 多様化する利用者への接遇と、適切な警備権限の行使。

講習の最後、私は隊員たちにこう問いかけました。 「昨日までの自分と、今日の自分、どちらがより確実にお客様を守れるか?」

現任教育は、一度受ければ終わりではありません。日々変化する現場環境において、自身の知識とスキルをアップデートし続けることは、

警備士としての責務です。 「信頼」とは、過去の積み重ねだけで維持できるものではなく、常に「今」の行動によって更新し続けなければならないものです。

教育を終え、再び現場へと戻っていく隊員たちの顔つきには、プロとしての自覚と、新たな使命感が宿っていました。この研鑽の積み重ねこそが、我が社の安全品質の正体なのです。

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コミュニケーションに、情熱を注ぐ。

警備のあしたに、希望を注ぐ。

 

株式会社シナジーコミュニケーションズ

警備事業部 吉本 義正 (部長)

携帯:080-2940-7139

TEL:0120-424-430

FAX:082-437-3595

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