466 最先端!?東広島の工事現場でAIが活躍する日が来るとは!!


🤖 交通誘導警備の未来がここに!東広島市で始まるAI制御システム「KB-eye」の衝撃

 

🚨 警備業界に新たな夜明け:施設警備に続き、交通誘導もAIの時代へ

2025年12月10日。この日が、日本の交通誘導警備の歴史における重要な転換点として記憶されるかもしれません。

広島県東広島市西条町下見の(株)大建様の現場で、次世代のAI交通制御システム「KB-eye(ケービーアイ)」の本格運用が開始されるからです。

かつて、施設警備の現場が人の手による警備から、センサーやカメラを活用した「機械警備」へと劇的な変貌を遂げたように、

今、その変革の波が交通誘導警備の現場にも押し寄せています。AIという名の、抗うことのできない巨大な潮流です。

私たちは、交通誘導員の方が灼熱の太陽の下、あるいは凍える雨の中で、一本の警備棒と安全への強い使命感だけで交通の流れを支えてくださっている姿を日常的に目にしています。

しかし、その過酷な労働環境、人手不足の深刻化、そして何よりも「人為的なミス」をゼロにしたいという社会の強い要望が、このAI技術の導入を加速させているのです。

   

💡 「KB-eye」とは何か?現場に革命をもたらすその仕組み

今回、東広島市で運用が始まる「KB-eye」は、単なる信号機や監視カメラではありません。

これは、現場の状況をリアルタイムで「理解」し、最適な交通制御を自律的に判断・実行する「インテリジェント交通マネジメントシステム」です。

1. 高精度AIによる状況認識

「KB-eye」の核心は、その高精度な画像認識AIにあります。現場に設置されたカメラが捉える映像から、AIは以下の情報を瞬時に、かつ正確に識別・分析します。

  • 車種と台数: 一般乗用車、トラック、工事車両などの種類と、待機・通過台数。

  • 歩行者・作業員の有無: 危険エリアへの侵入や、横断を試みる歩行者を検知。

  • 交通の流れと速度: 渋滞の発生度合いや、流れがスムーズかどうかの判断。

  • 危険因子の検知: 速度超過、不審な動き、予期せぬ障害物などを即座に把握。

2. リアルタイム・ダイナミック制御

従来の交通誘導や信号機は、あらかじめ設定されたルーティンや、誘導隊員の判断に大きく依存していました。しかし「KB-eye」は違います。

たとえば、従来のシステムでは「片側交互通行は2分ごとに切り替え」と設定されていた場合、交通量の少ない側の待ち時間が無駄になることがありました。

「KB-eye」は、「交通量の多い側が連続して車両10台を通過させたら、切り替え信号を即座に出す」「待機車両が5台未満になったら、反対側の待ち時間を短縮する」といった、

現場の状況に完全に即したダイナミックな判断を行います。これにより、待ち時間を最小限に抑え、渋滞を効率的に解消します。

3. 安全性の絶対的な向上

そして、最も重要なのは安全性です。AIは疲れることがなく、感情に左右されることもありません。

人間の視覚や判断では見落とされがちな小さな動きや、死角の危険因子も検知し続けます。特に夜間や悪天候時など、人間の判断力が低下しやすい環境下でこそ、その真価を発揮します。

(株)大建様の現場は、「KB-eye」の導入により、工事の効率化はもちろん、現場に関わる全ての人々の安全が、これまでになく強固に守られることになります。

  

🌐 施設警備が「機械警備」に震撼された、あの時の再来

私たちは今、警備業界における歴史的なパラダイムシフトの目撃者となっています。

1960年代、日本で機械警備が誕生し、やがて施設警備のスタンダードを塗り替えました。初期には「機械に人が負けるのか」という懐疑的な声もありましたが、

最終的にはそのコスト効率、24時間365日の連続監視能力、そして客観的な記録能力が、人間の警備隊員が抱える限界を補完する形で、業界全体を押し上げました。

交通誘導警備も同様の道を辿ると予想されます。

「KB-eye」のようなAI制御システムは、決して人間の警備隊員を「不要」にするものではありません。むしろ、警備隊員が負っていた「危険な現場での単調な判断業務」をAIが引き受け、

警備隊員は「緊急時の対応」「地域住民とのコミュニケーション」「複雑な例外事態への対処」といった、人間にしかできない高度で重要な業務に集中できるようになります。

AIは、現場の警備員を「置き換える」のではなく、「強化する」ツールなのです。

💡 KB-eye導入が社会にもたらす3つのメリット

東広島市西条町下見の現場から始まるこの取り組みは、単なる一企業の事例に留まりません。日本社会全体に、以下のような大きなメリットをもたらします。

1. 生産性の向上

工事現場における交通誘導の効率化は、待ち時間の短縮、工事期間の短縮に直結します。これは建設業界全体の生産性向上に寄与し、ひいては地域経済の活性化につながります。

2. 深刻な人手不足の解消

交通誘導警備は、高齢化と若年層の流入不足により、人手不足が最も深刻な業界の一つです。AIが単純な現場誘導を担うことで、限られた人材をより戦略的で高度な警備ニーズに振り分けることが可能になります。

3. 交通事故リスクの抜本的な低減

AIは「ヒューマンエラー」を犯しません。特に交差点や工事現場周辺は事故リスクの高い地点ですが、AIによる客観的でミスのない制御は、交通事故の発生率を抜本的に低減する最強の安全策となります。

   

🚀 東広島市から始まる、日本の交通誘導の未来

東広島市は、学術研究都市としての側面を持ち、常に新しい技術やイノベーションを受け入れる土壌があります。

今回、(株)大建様が「KB-eye」の運用を開始するという決断は、地域社会の安全と効率を最優先するという、未来志向の強いメッセージだと受け取れます。

12月10日以降、東広島市西条町下見の現場は、日本の交通誘導警備の未来を映し出す「ショールーム」となるでしょう。

この小さな現場から、AIが交通の流れを円滑にし、人々の安全を守り、労働環境を改善するという、大きな変革が始まります。

交通誘導警備の「人」対「機械」という二元論の時代は終わりを告げました。これからは「人(警備隊員)」と「AI(KB-eye)」が協調し、共により安全で効率的な交通社会を築く時代です。

私たちは、この東広島市の試みが成功を収め、全国の工事現場やイベント会場へと広がり、警備業界全体に活力を与えることを心から期待しています。

◎視察会のご案内

期日:2025年12月18日(木曜日) 第一部:官公庁及びメディア:10:00~11:30  第二部:土木建築会社様 14:00~15:30

場所:広島県東広島市西条町下見 ※詳細はお問い合わせください。

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コミュニケーションに、情熱を注ぐ。

警備のあしたに、希望を注ぐ。

 

株式会社シナジーコミュニケーションズ

警備事業部 吉本 義正 (部長)

携帯:080-2940-7139

TEL:0120-424-430

FAX:082-437-3595

≫東広島本社≫広島県東広島市西条町寺家6840-1

≫JOBCAFE管制センター≫広島県東広島市西条町寺家6709-1

≫岩国office≫山口県岩国市元町1丁目1-17 DEMIO元町803号

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