266 取り組み方

皆さんおはようございます。

今回は私の仕事観について書いていきたいと思っています。

私の仕事観は、今の時流には合ってないのかもしれません。

あくまで私の感覚ですが。

私は中学生・高校生時代

伯父と、祖父が経営している工務店にてアルバイトをしていました。

基本的には週末土日だけでした。

祖父は左官をしていました。

他にも、足場組の人や大工さんなんかも同じ現場に出入りしていました。

私が今37歳なので、少なくとも20年前以上前の話です。

祖父はとても優しかったですが

やはり職人気質で、仕事に対しての感覚はプロでした。

私も見よう見まねで、色々チャレンジしましたが

小手が飛んできたり、スコップが飛んできたり

大声で怒られ、手こそ出なかったものの

そんな感じでした。

基本的には手仕事が多く、その一つ一つが商品となるため

手元っと呼ばれる、お手伝いしかさせてもらえませんでした。

仕事は教えられて学ぶものではなく、

見て、感じて、やってみて、失敗して、怒られて

それでも諦めず、見て、その繰り返しでした。

 

他にも、道具は綺麗にしておかなければならない

道具は大切にしておかないといけない

時間は厳守で、愛想は良くなければならない。

激怒された後でもです。

不愛想でも怒られ、へらへらしていても怒られ

機嫌が悪いと怒られ、

でもしっかりお腹いっぱいのご飯と

報酬をもらいました。

私は、その6年間はとても貴重な体験でした。

祖父としては、かわいい孫がお手伝いをしたいと言ってきた

そんな感覚であったようですが。

私の仕事観の基礎を作っていると思っています。

 

次に、私は、18歳で高校を卒業後

広島市役所に入りました。昼は市役所に勤務しながら

夜は広島大学の夜学に通いました。

二宮金次郎もびっくりです(笑)

我ながらよくやったと思っています(笑)

その広島市役所で最初に配属されたのが

南区役所市民部課税課家屋係でした。

いわゆる、家屋の固定資産税の課税部門です。

その初めての職場の初めての上司が

清水係長でした。清水さんは東広島市八本松の方で

私の地元も近く、プライベートでも仲良くなりました。

その上司の清水さんから教わった一番最初の事は。

「黙って、朝一、誰もいない事務所の机を拭く」と言う事でした。

私は、祖父の影響で、誰よりも早く職場に行くっと言う習慣がついていたので

入社して、南区役所に出社する時も

8時15分出社の所、7時半には出社していました。

朝、会社に行くと、誰もいないのです。

多くの方が8時ごろ出社してきます。

しかし、その清水係長は一人で課全員分の机を拭いているのです。

なんなら、隣の課の机まで拭いているのです。

私は、上司だけにさせてはいけないと

次の日から、朝7時に出社し、雑巾で机を拭くのでした。

そこから、3年間は一緒に机を拭き

他の人が出社するまで、30分の間

仕事について、私が分からないところを

聞ける時間が出来たのです。

30分でも週に換算すれば2時間半

一カ月で、10時間

1年で120時間

そうやって、仕事について勉強させてもらいました。

 

今の時代には合っていない、

時間外に仕事をするとかどうかしてる。

それを強要してはいけない。

っと、確かに声は聞こえてきそうですが。

私はそんな仕事観なのです。

働き方改革が進み、時間外削減が叫ばれる中

労働者の質は残念ながら下がっているように思います。

大したこともせずに、「権利だ」とか「お金をもらっていない」とか

「それは勤務時間ではない」とか「やる気がでない」

「役職をあげてもらえない」など聞こえてきます。

私は甘いなぁっと思うのです。

 

強要するわけではないですが。

私なら、『時間を見つけては、仕事を教えてください。』

と聞きに来ると思っています。

もしくは、アポを取り、上司に時間を作ってもらうと思っています。

なぜなら、仕事とは、役職についたら

いきなり出来るようになるものではないからです。

むしろ、出来もしないのに役職について

大きな責任を背負う方が可哀想なのかもしれません。

過去の経験上、大概そう言った人は、

タイミングや重圧が来ると、決まって逃げます。

私も過去に『楽を求めていた時』『理想を追い求め過ぎていた時』は

そんな感じになってしまっていた時もあります。

 

出来るようになって、役職やポジションが来る事を忘れてはいけません。

 

逆に会社は、より多くの若者を役職に就けるように

試行錯誤していかなくてはなりません。

現状維持では、いずれ衰退します。

『船は海に出れば、トラブルに遭うものなので。』

怖いですが、前を向き続ける必要があります。

 

リーダーは

3年先をよみ

2年先を照らし

1年先を語り

1歩引いて話を聞く。

そのくらいで調度良いらしいです。

先日、リーダーズ研修で言われていました。

いくつになっても、勉強ですね(笑)

心構えが大切です。

先輩が、上司が、経営者が

自分を昇進させてくれるだろう。

 

それは、甘えです。

 

出世させてもらえないから、

転職する。

いつまでたっても、出世できずに

不満を語ると思っています。

 

やはり、大切なのは心構えと

取り組む姿勢であると思っています。

 

別に、時間外を強要するつもりはありません。

時間内でできるのであれば、そうしてほしいと思っています。

時間内だけで、出来る仕事で、、、

それはゲージに買われているハムスター状態です。

厳しいことを言うようですが、

その考え方を変えない限り、人の上には立てないと思います。

 

異論があれば、話をしに来てください。

お待ちしていますよ!!

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株式会社シナジーコミュニケーションズ

警備事業部 吉本 義正

080-2940-7139

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