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257 組織を形成するという事
皆さんおはようございます。
6月もそろそろ終わりますね!!
7月ももう目の前です。
熱中症が気になる今日この頃
気温だけでなく湿度も関係してきますので
十分注意が必要です。
WBGT値はご存じでしょうか?
交通誘導警備の現場は夏場は常に『危険』な状態となる事が多く大変危険です。
だから、普通以上の警戒する意識がとても大切となってきます。
近年、熱中症等の労働災害や死亡事故が毎年耳にします。
その中でも『警備業務』は危険業種の一つです。
・水は十分な量を保持しているか
・塩タブレットや塩あめはしっかり持っているのか
・クーラーボックスやアイスノンは十分保持しているのか
・体調は大丈夫か
・食事や睡眠は大丈夫か
などなど、当社でも啓発はできても
最後は個人の自己管理にはなるのですが
注意していきましょう。
さて、本日の話題は組織の形成について
警備士の数が100名を超える見込みです。
組織を形成するのって難しいですね。
当社に関しては、
社長・役員そして、私がいます。
(グループ会社には他の役員もいます。)
内勤者が坪田課員・吉本課員・好澤さんです。
そして、現場で警備を行っている警備士がいます。
当社では、交通誘導警備業務、高速道路警備業務、
雑踏警備業務、施設警備業務を行っています。
一部、シャトルバスやチラシの印刷等の請負業務を引き受けることがあります。
その中で、私が日頃からずっと思っていることがあります。
それは、人を大切にしたいと言う事です。
各所で色々な事象があり、判断しているのですが
例えとして『10人の警備隊』っと言う話をよくします。
この人の影は11人います。
左から能力順に並べたとします。
つまり、一番右の人は能力的に一番劣る人ですね。
その11番目の人が警備業的に、素養のない方だとします。
例えば、、、「通行止めなので、車が来たら、一旦止めて
う回路の説明を行ってください。うまく説明できなければ
職長を呼んで対応してもらってください。」とお伝えしたにもかかわらず
自動車が来たら、白旗を振って通してしまうような人。。。
実際にはいるのが現実です。
他人の生命、身体、財産を守る責務の我々が人に
危険を与えてしまう様ではいけません。
では残る10名で警備会社を運営していきます。
その時によく起きるのが、会社で能力の低い人と
一緒に仕事をしたくない。っと言った話が良く出ます。
また、場合によっては、能力の低い人をいじめる人も出てくる場合があります。
実は私はこれは違うと思っているのです。
確かに、理想としてはできる人を育て、
出来ない人を排除していくのが組織というものです。
しかし、どうでしょう、一番できない人を排除したとして
どのようになるか、それは二番目に能力の低い人に白羽の矢が立ってしまうのです。
それを繰り返していくと
穴の開いたバケツ理論のようになります。
入れる水の量より、こぼれる水の量の方が多ければ
バケツの水はいつかなくなってしまうのです。
つまり、いつかは自分の番がやってくると言う事。
もう一つ忘れてはならないのが
警備業は、社会の器的な役割も少なからず担っています。
どういうことかというと
様々な方が応募してくると言う事です。
過去に生活保護であった人
転職を繰り返し、多くの会社に応募・面接するも受からない人
一度転職しても、長続きしない人
アルバイトで一時的に稼げれば良いと思っている人
色々な人がいます。
広島デポを開設し、広島デポでは応募の20パーセントは面接に来ません。
他にも面接を終えた人の3分の1は入社まで至りません。
連絡がつかなくなるのです。
では、残った人全てが採用できるか。。。
これは『NO』です。
これが現状なのです。
北は北海道、南は沖縄。青森、石川、山梨、大阪、岡山、広島、山口、福岡、熊本、鹿児島
19歳から76歳までいます。
独身者もいれば、家族がいる人もいます。
Wワークの人もいれば、フルタイムで警備を行っている人もいます。
学生もいます。
色んな人がいるので、個々の価値観と
個々の判断と
個々の正義があります。
その中で組織の方向性と
ある程度のまとまりを作っていく必要があるのです。
きれいごとだけではありません。
アリの法則ってご存じですか?
100匹のアリがいたとします。
その中で2割の優秀なアリ
6割の普通のアリ、そして2割の残念なアリ
ここで、下の2割の残念なアリを排除し80匹にしたとします。
すると、80匹×20%≒16匹
16匹は残念なアリになってしまうそうです。
つまり、できない人や残念な人を排除しても
人間界でも同じようなことが発生してしまうのです。
な・の・で!
他人を罵倒や馬鹿にする暇があったら、
ご自身の自己研磨に努めましょう。
そう優秀な2割のレベルがさらに上がると、
普通の6割の方達のレベルも上がり、
相対的に残念な人のレベルも上がるそうです。
警備業法の法律の中でも『自己の研鑽に努める』内容が書いてあります。
っと言うわけで、私も他人にとやかく言うのではなく
自分が努力しようと思います。
我々、警備業はサービス業でもあります。
矢面に立ち、衆人環視の中でみられる業種です。
髪はボサボサではないですか?
髭は剃っていますか?
服は汚れていませんか?
気を付けて、カッコ良い見た目を目指せたらと思います。
色々な背景があり、色々な視点があるので
皆さんの協力の上、組織がなりたっています。
それを理解した上で、感謝したいと思っています。
本当は一人もこぼさずに、活躍してほしいとも思っています。
左から10番目に来る人を輝かせることができたら
それが本当の組織なのではないかと思っています。
力足らずで申し訳ないですが、前向きに取り組みます。
本当に組織を運営するのって難しいですね。
シナジーコミュニケーションズ
シンクロニシティ×エナジー×コミュニケーション
一人でも多くの笑顔を作れるように
精進していこうと思います。
皆さんが、会社を作っています。
前向きに行こうではありませんか。
ご意見、お待ちしています。
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有限会社シナジーコミュニケーションズ
警備事業部 吉本 義正
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