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476 公共の福祉とは
皆様こんにちは、部長の吉本です。

もう、お盆が来てしまいましたね、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
私は昨日早々とお墓の掃除と墓参りをしてきました。
台風が来ているので、お盆明けにも一度お墓を見に行ってこようかと考えています。
普段、街中や工事現場の近くを歩いているとき、誘導灯を持った警備隊員を目にすることはありませんか?
「お気をつけてお通りください!」「ご協力ありがとうございます!!」と声をかける私たちの仕事ですが、
実はその根底には、憲法でも語られるような、ある大きなテーマが流れています。
それが「公共の福祉」という考え方です。
少し難しそうに聞こえる言葉ですよね。「法律の教科書に出てくるやつでしょ?」と思われるかもしれません。
しかし、日々街の安全を守る現場に立っていると、この「公共の福祉」という言葉が
いかに私たちの生活に密着しており、そしてダイナミックに変化しているかを実感します。
今回は、現場の視点から考える「公共の福祉」の姿と、
これから私たちが目指したい未来の警備のあり方についてお話しさせてください。
「公共の福祉」は、固定されたルールではない
「公共の福祉」を簡単に言い換えると、「社会みんなの自由や権利を互いに尊重し、
誰もが心地よく暮らすための調和」です。
一見すると、「昔から決まっている揺るぎないルール」のように思えるかもしれません。
しかし、歴史や社会の動きを振り返ってみると、
公共の福祉は「時代」や「場所」によって常にカタチを変えてきたことが分かります。
たとえば、車の通行量が今ほど多くなかった時代と、高度経済成長期のように車社会が急速に発達した時代では、
「道路を安全に使うための優先順位」は全く異なりました。
また、静かな住宅街と、大型複合施設ができる再開発エリアとでは、求められる「安全の基準」も違います。
近年で言えば、テクノロジーの発達や高齢化社会の進展、環境配慮、
ダイバーシティ(多様性)の尊重など、社会の優先順位は刻一刻と変化しています。
昨日までの「当たり前(=公共の福祉)」が、今日の社会では不十分になる。
あるいは、新しい配慮が必要になる。公共の福祉とは、過去に定められた静止画ではなく、
時代や人々の価値観とともに姿を変える「生き物」のようなものなのです。

変化する街の中で、警備隊員に求められる役割
では、時代とともに「公共の福祉」が変わっていく中で、
私たち交通誘導警備の役割はどう変わってきたでしょうか?
かつては、シンプルに「車を止める」「歩行者を誘導する」といった、整列や交通整理の側面が強く求められていました。
言わば、「定められたルールに従って現場をコントロールすること」が主な任務だったと言えます。
しかし、多様な価値観が交差する現代において、単に指示を出すだけの警備では、
本当の意味で「みんなの快適と安全」を守ることはできません。
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車いすの方やベビーカーを押す方が通りやすいルートを、その場で瞬時に判断して案内する。
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工事による通行止めに困っている地域の方に、寄り添った丁寧な言葉で説明する。
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最新の安全機材や誘導システムと連携しながら、より確実な安全を確保する。
このように、現代の現場で求められるのは、単なる「交通規制の執行」ではなく、
「その場にいるすべての人々が納得し、安心して過ごせる空間を創り出すこと」です。
現場の一人ひとりが「今、この場所における公共の福祉とは何か?」を自ら考え、柔軟に行動する時代が来ています。
「未来の公共の福祉」を創る存在へ
社会が変わり、価値観が変わるなら、私たちが提供する警備のあり方も変化していかなければなりません。
過去の慣習や「これまでこうだったから」というマニュアルだけに縛られていては、移り変わる現代社会のニーズに応えることはできません。
私たちは、ただ時代に合わせて「変化を受け入れる」だけの受動的な存在にとどまるつもりはありません。
「これから先の時代に必要な、新しい公共の福祉を自分たちの手で作っていける存在になりたい」
それが、私たちの交通誘導警備事業部が掲げる決意です。
未来の「公共の福祉」を作るということは、例えば以下のような挑戦です。
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「安全」+「思いやり」の標準化 単に事故を防ぐだけでなく、地域住民や通行者のストレスを最小限に抑えるコミュニケーションの追求。
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テクノロジーと人の温もりの融合 スマート機材やシステムを活用して効率化を図りつつ、人にしかできない「一歩踏み込んだ配慮」にエネルギーを注ぐこと。
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地域社会の安心のハブになる 街の「安全の顔」として、地域の防犯や防災、コミュニティの安心感づくりに積極的に貢献すること。
時代の変化に柔軟に対応し、自らもアップデートし続けること。そして現場から「誰もが心地よい街のあり方」を実践・発信していくこと。
それが、私たちが考える新しい警備のプロフェッショナル像です。

今日の現場から、明日の当たり前を
「公共の福祉」という言葉は、決してどこかの遠い場所で政治家や学者が決めるものだけではありません。
毎日の現場で、交差点で、私たちが誘導灯を振るその一瞬の判断。
通りかかる方と交わす、たった一言の「お気をつけて!」。
そうした現場での一つひとつの積み重ねこそが、巡り巡って「街の安心」を創り、
新しい時代の「公共の福祉」のベースになっていくと信じています。
私たちはこれからも、時代の風を感じながら、自ら変化し続けていきます。
そして、誰もが安心して暮らせる未来の社会を、地域の皆さまと共に作っていきたいと考えています。
街で見かけた際は、ぜひお気軽にお声がけください。
今日も安全第一で、皆さんの笑顔と安心を守ってまいります!
現場も会社も、『当たり前で考えるのではなく、当たり前を考えること』が大切なのかもしれません。
一番危険なのは、『我々は、間違っていないと考える固定概念』なのかもしれません。
『不易流行』を意識していきましょう。時代や環境は変わっていくものです。
いや、自分で変えて行くものなのでしょう。皆様の飛躍を心よりお祈り申し上げます。
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コミュニケーションに、情熱を注ぐ。
警備のあしたに、希望を注ぐ。
株式会社シナジーコミュニケーションズ
警備事業部 吉本 義正 (部長)
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